SDGsの取り組み

つくる責任、つかう責任

NIIDA SUSTAINABLE ACTIVITY

SDGs12の「つくる責任、つかう責任、捨てる責任」に基づいて、タオルの製造過程をできるだけ効率化し、製品の品質や生産性に影響を与えることなく、極力無駄の発生しにくい生産体制を追求しています。一方でOEM(相手先ブランドアイテムの委託製造)という業態の特性上、案件ごとに内容や枚数は千差万別ゆえ、一部端切れや予備のタオルが発生する現実があります。これらを再利用する方法を模索し、廃棄物を最小限に抑えるように努めることで、循環型社会の実現に向けた責任ある行動を取ってまいります。

NIIDAの
サステナブル活動

残資材の再活用、ゴミゼロ提案など、地球環境を汚さないNIIDAの取り組みをご紹介します。

parcs
パルクスプロジェクト

12 つくる責任、つかう責任
タオル残布100%素材 parcs(パルクス)

オーダーメイドで柄を変えるたび、現場で生じるタオルの残布。これまで処分していたその上質なタオル地を、サスティナブルな製品に生まれ変わらせるチャレンジをはじめました。日本最大級のOEMタオル製作所である私たちの技とみなさまのアイデアで、タオル残布(Scrap)から生まれた価値ある素材”Parcs”で、唯一無二のプロダクトをつくりませんか。

QUALITY
品質に優れた今治産のタオル生地
DESIGN
偶然が織りなすオンリーワンの配色
SIZE
10cm・17cm幅のロール状で提供可能

生まれる原因→提案→共感・アイデア提案

加工時に出る
糸くずの再利用

13 気候変動に具体的な対策を

廃棄物を減らすための取り組みとして、シャーリング加工時に出る糸くずを
無償提供。それを使って西条市の製紙会社が開発した
“反りの少ない色紙”が、新たに特許を取得しました。

反りの少ない色紙

生産時の排水の
循環処理システム

6 安全な水とトイレを世界中に

印刷機を採用している「コニカミノルタ」の協力で、工場排水を再利用するための循環処理システムを施工中。日経の環境貢献経営度調査で一位※に選ばれている同社とともに、環境にやさしい企業をめざします。
※2015年度 製造業総合ランキング

ゴミゼロを目指して
NIIDAからの宣言

12 つくる責任、つかう責任 13 気候変動に具体的な対策を

年間3トンを超えるタオルがゴミに

NIIDAでは、タオルの製造において、年間3トンを超える残タオルが発生しています。相手先ブランドアイテムゆえ当社の判断での再活用が難しく、当社が外部の処理工場に持ち込み、焼却処分されています。残タオルの原因は製造時に発生する予備タオルです。どうしても発生してしまう製造時の不良発生に備えて、一定数を余剰分として用意するものであり、製造現場では必要不可欠なものですが、そのまま廃棄されてしまうのは非常に勿体ないことです。(この余剰分は正規品としてお使いいただけるのです)。

NIIDAではSDGsの観点から、予備分も有効活用し、ゴミゼロを目指す運動を始めます。具体的には下記の2つです。
①不良発生リスクを了承いただいた上で製造する方式
②ショート無し&余剰生産分もご発注企業様にお買い上げいただく方式

例)
1000枚ご注文 →①不足リスク共有方式 1000枚ジャストで製造 →3枚不良発生時に納品数が997枚になってしまうことをご了承いただく →②余剰リスク折半方式 不良発生を考慮して1010枚製造→ 1000枚+予備2枚(無料)+余剰5枚(割引価格にてお買い上げいただく)

プレーヤー全員の地球環境の思いやりの一歩により、年間3トンものゴミが減らせます。CO2の発生防止だけでなく、資源の無駄のない生産ー購買関係へと生まれ変われるのです。

お客様も一緒に、残タオルの発生をゼロにし、循環型社会の実現に向けた取り組みを始めませんか?

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